立ち退き料はこうして請求する

居酒屋「とと炉」の場合、オーナーから立ち退き料が提示された訳ではなかったので、こちらから請求する必要がありました。

まずは話し合いによる請求

まずは話し合いによる請求として、私の方からオーナーに、立ち退く代わりに「立ち退き料をください」と言いました。もちろんスンナリ「はい、そうですか」と支払ってもらえたわけではありませんが、第一段階ではこちらの要求が伝わればそれで充分なんだそうです。

内容証明による請求

立ち退き料の請求には、法律に詳しいお客様から、「内容証明というものを使ってみたら?」というアドバイスを受けたので、使うことにしました。
内容証明は、法的な拘束力はないものの、文書が交渉の証拠として残るため、特に立ち退き料の請求には向いている方法ということなのだそうです。

内容証明は、「いつ」「誰が」「誰に対して」「どんな内容を伝えたのか」ということを証明する文書です。そのため、よくありがちな「あの時はこう言った」「いや聞いていない」といった問題を防ぐことにつながります。

他にも内容証明を送ることで、「本気」ということが伝わるため、交渉相手へのプレッシャーとなるメリットがあります。そして、交渉相手が法律に詳しい人だったとしても、書面によるやり取りをすることで、うっかりと合意してしまうことも防ぐことができます。

調停による請求

話し合いによる解決ができない場合には、調停にて調停委員が同席する話し合いになります。

裁判による請求

調停でも解決しない場合には、裁判による請求となります。

まとめ~最後に

居酒屋「とと炉」は、調停や裁判に進むことなく、内容証明を使った話し合いで、立ち退き料を支払ってもらうことができました。今では元のお店から2駅先の場所で営業しています。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。