仮想通貨FXの取引ルールについて

スポーツなどにそれぞれのルールがあるように、仮想通貨FXにも取引のルールが存在します。ここでは、GMOコインの取引ルールを例にして紹介していきます。

仮想通貨FXの取引ルール①ビットコイン

銘柄コード:BTC/JPY(日本円)
注文受付時間:メンテナンス時を除いた24時間365日
取引手数料:無料
レバレッジ:5倍または10倍
必要な証拠金:建玉の金額の20%以上の日本円
取引単位:BTC
最小注文の単位:0.01BTC/1回につき(新規も決済時も同様です)
保有可能な建玉の上限:買建玉250BTC/売建玉250BTC
注文方法の種類:成行や指値、逆指値やIFD、OCOやIFD-OCO
両建取引:可能です
ロスカットのタイミング:証拠金維持率75%未満
ロスカットアラート:証拠金維持率100%未満
受渡日:約定日と同じ日(即時受渡が基本)
レバレッジ手数料:0.04%/1日につき

仮想通貨FXの取引ルール②イーサリアム

銘柄コード:ETH/JPY(日本円)
注文受付時間:メンテナンス時を除いた24時間365日
取引手数料:無料
レバレッジ:5倍
必要な証拠金:建玉の金額の20%以上の日本円
取引単位:ETH
最小注文の単位:0.1ETH/1回につき(新規も決済時も同様です)
最大注文の数量:300ETH/1回につき(ロスカットの場合を除きます)
最大取引の数量:10,000ETH/1回につき(新規)※決済時は上限なし
保有可能な建玉の上限:買建玉1,000ETH/売建玉1,000ETH
注文方法の種類:成行や指値、逆指値やIFD、OCOやIFD-OCO
両建取引:可能です
ロスカットのタイミング:証拠金維持率75%未満
ロスカットアラート:証拠金維持率100%未満
受渡日:約定日と同じ日(即時受渡が基本)
レバレッジ手数料:0.04%/1日につき

仮想通貨FXの持つ2つのデメリット

仮想通貨FXには、以下の4つのメリットがあります。

・土日や深夜、早朝でも取引可能
・所持金よりも多い金額での取引が可能
・相場が下落傾向でもプラスに転じられる
・リスクヘッジが可能
詳しい解説はこちら⇒

その反面、次にあげる2つのデメリットも存在します。

仮想通貨FXのデメリット①ハイリスク・ハイリターンである

仮想通貨FXは基本的にレバレッジ取引です。所持金(証拠金)よりも5倍、10倍、最大で25倍の金額での取引ができるようになっています。当然得られる利益も多い反面、損失も多くなるハイリスク・ハイリターンが特徴です。

例えば1BTC=150万円のビットコインが突如1BTC=100万円に下落してしまった場合、現物取引と仮想通貨FXでは損失額が大きく異なります。

現物取引

150万円相当のビットコインを150万円で購入していますので、150万円-100万円=50万円の損失です。

仮想通貨FX

150万円相当のビットコインをレバレッジ10倍で購入の場合、150万円×10(倍)-100万円×10(倍)=500万円の損失となります。

仮想通貨FXのデメリット②高額な手数料のため長期保有には不向き

仮想通貨FXでは、保有中の仮想通貨に対して「レバレッジ手数料」が発生します。

例えばGMOコインの場合、日曜祝日を含むすべての営業日の6時(日本時間)を超えた時点で、保有中の「仮想通貨の評価額×0.04%」が別途必要となります。

そのため、短期的な取引ならともかく、長期保有には不向きと言えるかもしれません。

仮想通貨FXの持つ4つのメリット

仮想通貨FXには、株式などの他の様々な投資と比較した上で、以下の代表的な4つのメリットがあります。

仮想通貨FXのメリット①土日や深夜、早朝でも取引可能

仮想通貨FXのメリットには、土日や深夜、早朝などの時間帯や曜日に関係なく取引ができることがあげられます。例えば株式投資(日本株)の場合、平日の9時から15時の間にしか取引ができません。

仮想通貨FXのメリット②所持金よりも多い金額での取引が可能

仮想通貨FXの基本はレバレッジ取引のため、所持金よりも多い金額での取引が可能です。100万円の所持金だった場合、レバレッジが10倍であれば1000万円の取引に臨むことができます。

仮にビットコインが100万円から120万円に高騰した場合、現物取引なら20万円の利益です。これがレバレッジ10倍の取引になりますと、20万円×10倍=200万円の利益にアップします。

仮想通貨FXのメリット③相場が下落傾向でもプラスに転じられる

株式投資などでは、安く買って高く売ることでその差額が利益となります。一方で仮想通貨FXの場合、相場が下落傾向であってもプラスに転じることが可能です。例えば高値のタイミングで売り注文をしておき、安値になった際に買い注文をすることで、差額を利益とすることができます。

仮想通貨FXのメリット④リスクヘッジが可能

仮想通貨FXでは状況を見ながら買い注文によって、上昇分の利益を得ることができると同時に、適度に空売りを行うことで、短期の下落分による利益をつかむことも可能です。

レバレッジ取引とは?~現物取引との違い

レバレッジ取引とは、最初に証拠金を預け入れて、仮想通貨取引所ごとに定められたレバレッジ(倍率)に応じた取引ができるサービスです。レバレッジ取引には、仮想通貨FXやビットコインFXなども含まれます。

例えば100万円を証拠金とした場合、レバレッジ5倍なら500万円、レバレッジ10倍であれば1000万円相当の取引が可能です。

レバレッジ取引と現物取引の異なる点は「売り」からスタートできるか否か?

仮想通貨の取引は「現物取引」と「レバレッジ取引」のどちらかが採用されます。

現物取引

最初にビットコインを購入し、任意のタイミングで売却することで、「売却価格-購入価格=損益」となる取引です。必ず「買い」(購入)から始まります。

レバレッジ取引

スタート時には証拠金のみで、ビットコインを所有するわけではありません。証拠金でビットコインを借り入れて、任意のタイミングで「売リ」または「買い」ができるようになっています。

先に売却した場合には後から買い戻しをし、先に購入した際には、後から売りを行い、その差額が損益となります。

レバレッジ取引のロスカットルールとは?

レバレッジ取引では、一定以上の損失が予想された際、損失を最小限に留めるためのロスカットルールと呼ばれる救済措置があります。

仮に100万円を証拠金として、証拠金維持率が70%の場合、損失が30%発生した時点で、有無を言わせず自動的に決済が行われます。

ロスカットルールがない仮想通貨取引所の場合には、「追証」(追加の証拠金)が求められるケースもあるのでご注意ください。

仮想通貨FXとは?~仮想通貨をFX取引のように売買できるサービス

仮想通貨FXとは、仮想通貨をFX取引(Foreign Exchange…外国為替証拠金取引)のように売買ができるサービスのことをいいます。

仮想通貨FXの仕組みについて

仮想通貨FXには次の3つの特徴があります。

・差金決済取引(現物取引ではない)
・レバレッジ(証拠金取引である)
・空売りが可能

1.差金決済取引(現物取引ではない)

仮想通貨FXの特徴のひとつに差金決済取引である点があります。現物である仮想通貨そのものを売買することはあり得ません。購入後に売却した分の差額が収益として計上されます。ただし、購入後に同じ仮想通貨を決済(売却)することが条件です。

差金決済取引は次の計算式が使われます。
(購入価格-売却価格)×枚数(取引を行う量)=損益

2.レバレッジ(証拠金取引である)

仮想通貨FXの特徴の2つめとして「レバレッジ」があります。レバレッジとは、あらかじめ入金した「証拠金」に対する倍率です。仮に10万円の資金でレバレッジ「5倍」の場合には、10万円×5(倍)=50万円の取引が可能となります。実質的には借り入れをしている状態のため、多くの利益が得られる反面、膨大なマイナスになることも。

3.空売りが可能

仮想通貨FXの3つめの特徴は、空売りが可能な点です。現物取引の売りの場合、すでに持っているビットコインなどを売却します。購入価格との差額が損益です。

一方、空売りの手順は以下のとおり。

①証拠金を預ける
②レバレッジに応じたビットコインを借り入れします
③ビットコインが120万円の時点で空売りをします
④ビットコインが90万円の時点で買い戻しをします
⑤借り入れたビットコインを返済
⑥120万円-90万円=30万円の差額が損益として計上されます